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FORESTRY
思惟の森
思惟の森とは、寮の周辺に広がっている森林一帯のことです。
会の名前にもなっている「思惟」は元々仏教用語で、深く物事を考えるという意味があります。
田野畑村の自然の中で学生に「思惟」してほしいという創立者の小田先生の願いが込められたもので、この言葉は、青鹿寮の近くの谷に架かる思惟大橋の由来にもなっています。
この話について詳しく知りたい方は、森の会と田野畑村の関係のページを見てみてくださいね。
さて、そんな思惟の森は、現在は主に山へ行く前に作業に慣れるための場所として使われています。比較的細い木の多い雑木林なので、ナタやノコギリを使う練習にはちょうど良い環境なのです。
過去にはここに世界の森をつくろうという構想があり、インド大使による沙羅双樹(夏椿)の植樹、カナダ大使によるメープルの植樹が行われたこともあったとか。
また、森とはいいながら寮の裏手は山になっていて、30分ほどで登ることもできます。周辺の山々よりも頭ひとつ高い山頂からは、太平洋や道の駅たのはたなどを一望することができます。
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