top of page

​FORESTRY

​オマルペ山

オマルペ山は、私たちが山作業をしている二つの山のうちの一つで、アイヌ語で「冥界への入口」「石の多い山」を意味するという二つの説があります。アイヌといえば北海道のイメージが強いかも知れませんが、かつてアイヌ民族は東北地方にも住んでおり、田野畑村にはオマルペの他にもアイヌ語に由来する地名が多くあります。

私たちが村の所有者の方とオマルペ山を借りる契約を結んだのは1976年のこと。以来40年の長きにわたって手入れを続けてきました。

山の​広範囲を占めているのは杉やカラマツ、アカマツなどの針葉樹で、これらは樹齢30~40年と順調に大きく育っています。また、過去には栗やケヤキなどを植樹したこともあり、近年も植樹をするといえばオマルペ山で行うことが多くなっています。更に一部では、針葉樹林にまとまった量の広葉樹を植える混交林化も進められています。

オマルペ山は作業地であると共に、毎合宿の最終日に山頂まで「最終登山」を行う山でもあります。山の中心を流れる沢沿いから登って二時間弱で辿り着く頂上からは、青鹿寮のすぐ近くにある思惟大橋や太平洋を望むことができます。

オマルペ山の作業データはこちら

bottom of page